火曜日

9/10(土) 「グッド・ハーブ」上映初日、配給会社Action inc. 代表 比嘉世津子さんに、 舞台挨拶をしていただきました!


 

9/10大都市メキシコシティを舞台に、先住民の英知である薬草と母娘のものがたりを描いた映画、「グッド・ハーブ」を携えて、配給会社Action inc.代表の、比嘉世津子さんにお越しくださり、舞台挨拶をしていただきました。

 この作品を買い付けたのは、東日本大震災の後すぐだったそう。震災後、原発関連などのドキュメンタリー作品が多く上映されるようになったなか、永遠のテーマとも言える生や死に関する劇映画を見たいと思ったのが理由と語ってくださいました。

 「グッド・ハーブ」のマリア・ノバロ監督は、紛争や犯罪をテーマに映画が作られることの多い、男性的でマッチョな国とも言えるメキシコの映画界で唯一、メキシコシティーで生活する様々な一般女性を撮り続けてきました。認知症という、日本では悲劇的、あるいは美化されがちなテーマを、メキシコの古代から受け継がれるハーブや、ラテンの音楽といった要素を取り入れ、ゆったりとした流れでストーリーが展開していくところも魅力の一つだそうです。

 また、母と娘という、取るに足りないことでケンカはするが、なかなか肝心な所はお互い言えなかったりする微妙な関係性も、女性ならではの視点で見事に描き共感を呼びます。

 ハーブの紹介、メキシコのロケ地マップなどなど、精魂込めて作ったパンフレットも必見とのこと!

暑い中お越しくださったお客様、そして比嘉さん、本当にありがとうございました!

※当館での「グッド・ハーブ」の上映は終了いたしました。日程に誤記のチラシが一部出まわっておりますのでご注意ください。