木曜日

「庭にお願い」倉地久美夫さんミニライブ開催!

7月23日(土)「庭にお願い」の主役であり、シンガーソングライターの倉地久美夫さんにお越しいただき、上映終了後にミニライブを開催いたしました。遅い時間からのスタートにも関わらず、たくさんの方にお越しいただきありがとうございました!

 映画の中から飛び出たかのような裸足でラフな服装の倉地さんの登場に、会場は大いに盛り上がったミニライブ。チューニングの合間に映画について軽くMCを挟みつつ、「エリンギの鬼」を含む3曲をギター一本で熱唱し、大きな拍手がおこりました。

 終了後は即席サイン会も行われ、当館のポスターにも大きくサインを書いていただきましたので、お越しの際はぜひ探してみてください!

 また、翌日24()には神戸・塩屋にある旧グッケンハイム邸で、「庭にお願い」上映記念イベントが開催され、映画についてのトークとライブセッションが行われました。倉地さんの魅力を存分に堪能できた2日間になったこと思います。

映画は729日(金)【火曜日休館】まで当館にて上映しております!まだ倉地さんの魅力に触れていない方、ぜひ劇場で唄っている倉知さんに会いに来てください♪

「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲監督&藤波心さんによるティーチ・イン開催!

「ミツバチの羽音と地球の回転」「六カ所村ラプソディー」「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督した鎌仲ひとみ監督が、「ミツバチ〜」の上映終了後、1階1roomにてご来場のお客様と意見交換をする、ティーチ・インを開催いたしました。

 東日本大震災後、自身のブログにて原発に対する意見を書き込み話題となった、14歳の藤波心さんもともに登壇。食べ物に対する不安など、今素直に感じていることをしっかりとした言葉で熱心にお話しされる藤波さんの様子を見て、会場から驚きと関心の拍手がたびたび起こっていました。

意見交換では、経験と知識を持つ監督にぜひ伺いたい!と、たくさんの方から質問が飛び交い、とくに、祝島や六ヵ所村、または海外において、現状はどうなっているのか、またどんな取り組みや問題点があるのかなど、私たちの知らなかったことを専門的なお話もふまえて、丁寧にたくさん教えてくださった監督。またお客様より、原発に対する意見を述べたことで困ったことなどは無かったですか?と藤波さんを心配する声も。そのお話を聞いた監督は、言論の自由があるはずなのになぜ?と思うことがある、と残念そうにされ、危険ではないか、駄目なんじゃないか、と思うことはみんなそれぞれ口にすべきだし、ひとりひとりの勇気と行動こそ今必要なのでは、と訴えられました。

 世代、性別問わずたくさんの方が集まり、原発や環境問題に対する関心や問題意識の高さを感じました。

ティーチ・イン終了後はパンフレットなどに快くサインをするなど、お客様との交流を率先して行われ、二時間弱のイベントは、皆さんの笑顔で幕を下ろしました。監督、藤波さん、そしてご来場の皆様、本当にありがとうございました。

 「ミツバチの羽音と地球の回転」は8/5()まで上映しております。

「ふゆの獣」内田監督来館!


 7月10日(日)、30日より上映いたします「ふゆの獣」の内田伸輝監督が、当館に立ち寄ってくださいました!
 
 掲示しているポスターにサインをお願いしたところ快諾してくださり、脚立を上って(多少無理な姿勢かも…汗)書いてくださいました!
 
 内田監督、ありがとうございました!ご来場のお客様も、ぜひサインを探してみてください♪

11回東京フィルメックス最優秀 作品賞受賞
「ふゆの獣」は7月30日(土)〜当館にて上映いたします!

「ショージとタカオ」桜井昌司さんが来館されました!


 7月10日(日)「ショージとタカオ」のショージこと、桜井昌司さんが舞台挨拶に駆けつけてくださいました!

 大きな拍手で迎えられた桜井さんは、明るくユーモアを交えながらお話され、大盛況となった会場も、ときおり笑い声があがるなど、楽しい雰囲気となりました。

 桜井さんは、無実の罪で獄中生活を送ることになったことについて、むしろ幸せだと感じているそうです。なぜなら、今まで救援会の方々など多くの方に支えられ、人の優しさや大切さを感じることが出来、また、えん罪事件の当事者となることによって、世の中の不条理を世間に伝える使命を得たと考えておられるからだそうです。布川事件についての資料を公開し、ご来場の皆さまに当時のことを説明しながら、今後の裁判員制度について触れられ、一般の方が裁判に参加される際、検察や警察が真実を隠すようなことがあればみんなが正しく判断できなくなる、と憤りを感じておられるご様子でした。

 なにより明るいお人柄のご様子で、歌って語れるえん罪経験者(!)として今後も活動を続けられるそうです。今後は歌のディナーショーが企画されているとのこと!桜井さんを応援してくださる方や、ファンがさらに増えることが期待されます。

 桜井さん、ご来場のお客様、お暑い中お越しいただき、本当にありがとうございました!

水曜日

「幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜」太鼓指導・音楽担当の時勝矢 一路さんが 来館されました!


知的障がいを持つプロの和太鼓集団「瑞宝太鼓」のメンバーが、時勝矢さんの書き下ろした新曲に挑戦し、全国2位に輝くまでを追ったドキュメンタリー映画「幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜」の上映初日を記念して舞台挨拶が行われました。

 メンバーに対し、プロと同じように厳しく指導されたという時勝矢さん。口唱歌(くちしょうが)という、昔から太鼓曲を継承するときに、 リズムを言葉に直して伝える方法を、時勝矢さんなりに現代風にアレンジし、メンバーがなじみやすい言葉で練習できるよう工夫したそうです。

しかし、限られた指導時間の中で、急速にメンバーが上達していった事について、“私だけではなく、練習法を指導したスタッフの方々が確実にメンバーに伝えてくれた事や、支えてくれている家族や周りの人たち、そして何より、真剣に和太鼓に取り組んだメンバー自身の努力です”と時勝矢さん。みんなで成し遂げた素晴らしい結果、とおっしゃっていました。

 プロの和太鼓奏者として家族を養い、生計を立てているメンバーたち。時勝矢さんが書き下ろした『漸進打波』を「瑞宝太鼓」のメンバーが力強く演奏するシーンには迫力がありとても感動します!ぜひ劇場で、和太鼓のリズムが奏でる躍動感を体感してみてください。

月曜日

「和田淳と世界のアニメーション」CALFトークショーを開催しました。


6/18()「和田淳と世界のアニメーション」上映初日に和田淳さん、水江未来さん、土居伸彰さん、また当日飛び入りの廣瀬秋馬さんにお越しいただき、トークショーを開催しました。

今回の上映会の見所や、同時開催の「アニメーションズ・フェスティバル」の内容もふまえながら作品をご紹介いただきました。和田さんの作品は、初期のものから最近のものまで全てラインナップに入っており、作風の変遷も楽しんで見ていただけるとのこと。和田さんの作品以外のものは、世界の映画祭などで見てきた和田さん自身が、“なんでかわからないけれど、もう一度見たくなる、何度でも見たくなる”そんな作品がラインナップされているそうです。

また、和田さんと水江さん、またCALFメンバーの一人でもある、大山慶さんの作品制作風景も映像で紹介。和田さんが、シャーペンで絵を描いている様子や、水江さんの色づかい、大山さんのパソコン上で細かく実写をコラージュしている様子などが映し出されました。

それぞれ作り方の違いはもちろんありますが、みなさん気の遠くなるような緻密な作業をされている様子が映し出され、会場から驚きの声が上がりました。

和田さんは神戸出身とのこともあり、昔なじみの方もご来場くださり、大盛況のなか、始終アットホームな雰囲気でのイベントとなりました。

上映後はロビーにて質疑応答や即席サイン会も行われ、とても素敵なCALFの皆様でした。

「堀川中立売」出演者の方々による初日舞台挨拶を開催しました。


 4/16()「堀川中立売」神戸公開を記念して、主演の信介役・石井モタコさん、安倍さん役・堀田直蔵さん、祈きらら役・祷キララさん、寺田役・野口雄介さん、作品の主要キャラを演じた方々が舞台挨拶に駆けつけてくださいました!!

 次回出演作の役作りのために15キロ増で、「堀川中立売」出演時より見た目がふっくらした野口さんや、トレードマークともいえるさらさらロングヘアーをばっさり切り、坊主姿になった石井さんに、驚いたお客様もいたことと思われますが、堀田さんの変わらなさぶりに安心感も得られた(?)ことと思います!

 ご来場いただいた4名には「おすすめ、また、お気に入りのシーンはどこですか?」と質問をさせていただきました。

 堀田さんは、晴明神社のシーンが非常に美しいとお気に入りのご様子でした。石井さんは、ジャッキー・チェンにあこがれ続けている自分のカンフーシーン!と自信ありげにお答え。また、祷さんは、最後の歩道橋のシーンが、作品が終盤にさしかかり、終わってしまうことへの切なさもあって印象的だとか。野口さんは、捨てシーンは1つもなし!すべてが見所!と力強くお答えいただきました。

 ちなみに、野口さんは以前プライベートでよくKAVCに映画を見に来てくださっていたこともあり、本作の上映に人一倍喜ばれているご様子でした。

 堀田さんは「なんじゃこりゃ??」と思うストーリー展開も、現実世界における不条理などに不思議とリンクするところがある、とおっしゃっていたとおり、見る人すべてに何かを残す衝撃作に仕上がっている本作、サントラも素敵と評判です!ぜひ劇場にてご覧ください。

※当館での上映は終了いたしました。