80年代に過激なステージングでカルトな人気を博したヘビメタバンド、ANVIL(アンヴィル)。50代になった今もメジャーで成功する夢を諦めきれないVo.リップスとDr.ロブは、数は少ないけれど熱狂的なファンを大事にし、ライブハウスでこつこつライブを続けている。バンドを本業にしたいけれど、現実はそうもいかず、工事現場やケータリング工場で働
く日々。
そんな彼らにヨーロッパツアーの話が舞い込むが、何のことはない、ライブハウスで日銭を稼ぐドサ回りだった。どん底を味わい落ち込むふたり。しかし再起をかけて、栄光華やかなりし頃の敏腕プロデューサーに売り込みをかけ、新作のレコーディングに挑む!
これ、フィクションじゃなくてドキュメンタリーです。腹が出て、ヘビメタ野郎のトレードマーク、カーリーヘアも薄くなりがちないいおっさん(ところで何でヘビメタ勢は全員あの髪型なんでしょう。知ってる方いたら教えてください)たちが、挫折やチャンスに怒って泣いての姿を見ると、こっけいを通りこして胸が熱くなります。激情家のリップス、知性派のロブ、キャラたちまくりの2人の喧嘩のシーンは、爆笑のちなぜかリップスにもらい泣き。いやあ、見てるこっちも忙しい。
作中では「日本」が重要なキーワードに。どんな場面でかは、その目でお確かめください〜
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