日曜日

☆フランス映画大集合☆

 冬のパリの何気ない街角で繰り広げられる、くすっと笑える場面、ちょっと切ない場面、うすら寒かったり、ほろっとしたり。春は曙、冬はパリってくらい、パリには冬が似合う気がします。だからというわけではないでしょうが、この「パリところどころ」、今年の12月で上映期限切れ。KAVCでは12月23、24日、2日間だけの駆け込み上映が決定しました。言わずと知れたヌーヴェル・ヴァーグの巨匠たち6人のオムニバスです。


 さらにその6人のなかのひとり、ヌーヴェル・ヴァーグの立役者であり顔役、J・L・ゴダールの「女は女である」も同時期に特別上映! あと24時間で24才が終わっちゃう、そんなとき「24才のうちに子供がつくりたい!」と思い立ってしまったアンジェラ。恋人のエミールはまるでその気がない(あたりまえだ)ので、友人のアルフレッドに頼みに行くことに。ニーナの突飛な思いつきの顛末はどうなる?

 とにかくゴダール唯一のミュージカル作品。歌って踊ってのアンナ・カリーナは「気狂いピエロ」でも少し拝めますが、やっぱり本気度が違うでしょう。とってもハッピーな気分になれるゴダール作品ってのも珍しい。是非スクリーンで見ておかねば、ですね。


 ということで、12月は「アニエスの浜辺」「ヴァルダ&ドゥミ特集」も合わせてフランス映画大集合です! お楽しみに〜

0 件のコメント:

コメントを投稿