土曜日

ぴあフィルムフェスティバル グランプリ監督来場!

第31回ぴあフィルムフェスティバル、いよいよ本日29日が最終日となりました。

中日の昨日はグランプリ作品「一秒の温度」の井上監督が来場し、舞台挨拶を。会場は満員御礼で、補助席を出しての対応になりました。

監督はPFFの荒木ディレクターを相手に作品に対する熱い思いを語ってくれました。

「一秒の温度」は、小説家志望のフリーター(途中からニート)ノボルの、徒手空拳と自己嫌悪のくりかえしの日々が、吹き出さずにはいられないエピソードの数々でつづられます。

「これだけは言いたい、という台詞や、これだけは撮りたい、という場面が先にありきで、そこにもっていくようにストーリーや演出を考える」と井上監督。たしかに映画の文法をいい意味で無視したような展開と、それにともなう間が絶妙なのは、そういう創作過程に秘密があったのですね。

「主人公の親友の妹が関東弁なのには、何か意味があるんですか」という会場からの質問への回答には、荒木ディレクターからの突っ込みも。会場が湧いていました。


「これからも絶対撮り続けるし、次回作のことばかり考えてイロイロ手につかない」と笑う監督。旺盛な制作意欲で、きっと次もガツンとかましてくれるでしょう!

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